無用に長い・・ごめんなさい。。

05/1/19 パッチギ試写会  ヤクルトホール
まず映画について少し・・
■うわー普通にとてもいい映画!!
重い話と、不良の喧嘩話と(これが軽いわけではないんだけど・・・)
重さと軽さ面白さの混ざり具合がよかった。
涙腺弱いので、思わず涙したりしてしまいましただよ・・・

歌の使い方がうまいです。イムジン河をこんなに生かして青春映画。よいですすごく。
こーすけがラジオで切なくイムジン河歌う所、
悲しくてやりきれないもとてもよくて・・このあたりはシーンで泣けるし歌で泣けるし・・

あ、別に感動映画泣けます!って言いたいんじゃなくて。。
歌の力を表現したかった映画として大成功してるんじゃないかなと・・
大変素晴らしく思った次第です。。

私は歌に思い入れがあるからとても響いてくるけど、一般人が見るとどうなのかなー。
特に若い人。おじさん世代にも共感してもらえるんじゃないかなーとか。

いい話といい歌だと思われるといいのにな!

(ととりあえず。トークライブレポの後に映画感想とオダギリ坂崎話など。色々。)



■トーク&ライブレポート  
いかにも司会なおねーさんがごあいさつ&出演者紹介

「この映画では、さまざまな形で係わっておられます。
 映画の中ではオダギリジョーさん演じる坂崎のモデルともなっていらっしゃる。 坂崎幸之助さーん」
 こーちゃんにこにこと登場。

「そして、音楽を担当なさり、またこの物語の重要な部分をになう、
 フォーククルセダースのメンバーでもいらっしゃいます。  加藤和彦さん」
加藤さん、にこやかに気品溢れて登場。
「こんにちわー」とかにっこり言ってくれて。

「主人公の松山康介のモデルであり原作者でいらっしゃいます。またイムジン河の作詞もなさっています。松山毅さん。」
なんか妙に厚着の松山さん。

「そして、この作品の監督でいらっしゃいます。井筒和幸監督」
赤チェックシャツ、ジーパンラフラフ井筒監督。

おねーさん「では、ここからは坂崎さんに司会進行をお願いしまして・・わたくしもちょっと横で・・(笑」

坂「あれえええ!?(笑)そうなんですか!あら、とうとつな(笑)」

とかいいつつ、決めてあったに違いないですが、ナイス選択。
司会進行ならバッチリプロだ!まかせろ!と思いつつ、一応オダギリと主人公などのモデルなんだけど
司会進行になってるこーちゃん、かっこいい!
というわけでいつもどおりに進行なさってスムーズに話が進みましたよ。
コアナ坂崎ファンなら知ってることばかりと思いますが、一応主だった話してたことを。

加藤さん「あら唐突に。」
坂「あら。では、、えー、オダギリジョーです。(笑)」  客ぎゃははー
加藤さん「どーですか。坂崎酒店は。」
坂「あー、ええ。厳しいですね。酒屋は・・・・・ってそんな今普通の話しても(笑)」

坂@司会進行「えー、では、監督がこの映画を作られたきっかけは?」
井筒監督「いやもう、まず坂崎酒店に取材にいくとこから。」
坂「あ、、、いや、酒店じゃなくて事務所で・・!笑」


以下、トーク要約。

■井筒監督と坂崎さんの会話。
オダギリ坂崎若主人のモデルはこーちゃんと、どっちかっていうと兄幸夫ちうか。
兄の体験と幸二さんの体験をミックスしたかんじで。
そして主人公康介にも反映されてると。康介、こーちゃんとか呼ばれてるし。
こーちゃんちうのも坂崎さんからなんだそうで・・・<by井筒監督
坂崎さん曰く
どちらかというとオダギリの役は兄貴、僕はその時期康介みたいなかんじでしたと。
フューチャーされてますよ・・坂崎さん。

NACK5の賞を取ってフォークル新結成にも一役かったイムジン河J-POPスクールが、ここでも重視されて。
井筒監督もそれ知ってたのかな。坂崎さん発端っぽくなってます。なんかすご。


(序盤相方だった康介の友達が、学生運動に傾いていって、音楽なんてやってる場合じゃないと
 青空に白へルまぶしい人になってたので、それもへそ下のメンバーのエピソードはいってんなーとか思いました
 随所に、坂崎ファンなら覚えのあるエピソードが入るので、坂ファンはまた違ったカルトな楽しみ方が。笑)




■松山さん曰く。
主人公松山康介のモデルは一応松山さんなんだけど、
フルート吹いてる男の子と松山さんとが交流したってのが事実で、
お互い興味もってイムジン河を教えてもらったらしい。

それを受けて坂崎さん。
あらためてイムジン河って曲は深いなあと、フォークル新結成で、一回歌ってなにかけじめがついたと思ったけど
やっぱりまだ、歌いたいと思う曲だなあとか。

井筒監督にこのパッチギの話が持ち上がったとき、ゲロッパ執筆中で、だいぶおそくになっちゃったんだけど
そこから松山さんに話を通し、坂崎さんを取材して、この話が出来たそうです。
しかし本当に、本編の脇を固める重要な意味のあるシーンに、真実味とリアリティーを加えるのに役立ったのでは・・と。
なんかすごっ!


■司会坂
「さて、今日はフォーク&シネマナイトってことで、急いですすめなきゃで(笑)ここでゲストを。ソニンちゃん。」

でソニンが出てきてしまったので、
話の内容が薄まりました(笑)・・・・正直、今日は君はいらんかった。。と(^^;
ソニンはイムジン河を、フォークル版ではなく、向こうの国版で学校で習って知ってたそうです。

♪イムジン河
ここでイムジン河を加藤さん、坂崎さん、ソニンで。松山さんと井筒監督も歌ってたかな。
ソニンがおいしいとこを歌ってしまったので〜。
・・・正直、ソニンに歌われるより、二人で(^^; と素直に思いました(笑)
しかもこーちゃん加藤さんの真ん中なので、いやまあ、そう来るだろうけど。
ソニン嫌いじゃないんですが。今日だけはほんと(略・・

加藤さんのあの笑顔が、いつもより微妙だったわ・・・加藤さん。なんてな〜。でもほんとに
坂崎さんのこと、結構ほんとにすきですよね。フフ・・  とか思いましたがどうでしょうか。OKですか?
坂崎さんは、ソニンにも気を使い、加藤さんにもにこにこし、名司会っぷりを・・
ゲストのはずが司会。使える男・・

■オダギリ話。
オダギリ坂崎が悲しくてやりきれないを劇中で歌うんですが、加藤さんスタジオで録音したとき
最初軽く歌ったテイクがよくて、軽くはいOKーにしたら・・
「・・・あの、もういちど・・いいですか・・(ボソっと)」とオダギリ氏が
はいはいどうぞ?
と歌ってもらったらなんか力入りすぎてだめで、本人もだめじゃん。。と思ったらしく、再度
「・・・あの、もういちど・・いいですか・・(ボソっ)」
と次に取ったのが使われてるテイクで、格段にいいかんじになったとほめ。
加藤さんはさすが役者さん、ミュージシャンと違って、役作りみたいに自分で完成形が見えて歌うんだろうねー
みたいなことを言ってた。
オダギリジョーって、ふつーに斉藤みたいなキャラなんすか・・喋り方。

♪悲しくてやりきれない
これもソニン・・
自信満々に、いや仕事だから当たり前なのだけど、真ん中で俺の曲のように歌われるとどうも。
あんたじゃないからと思った私は心が狭いなあ。笑


■ここで悲しくてやりきれないは、イムジン河発売中止によって急遽作ることになって・・・という有名な話で
坂崎ファンなら知ってそうだから略そうかと思ったけど、万が一知らない人が見たらと一応。

イムジン河が歌詞の内容などによりレコード会社の自主規制で発売中止となり、
あらら・・と思ったら代わりを作らないと。。となって
そこの社長が、今すぐ代わりの曲を作れと、「三時間後に来るから。」と
当時の会長室にほんとに鍵かけて閉じ込められて
時間内にマジで一曲、イムジン河のコード進行などを逆から、まんまにした訳ではないけど参考にして三時間内で作って。

三時間後に社長が来て、さとーはちろーさんていう当時の偉い作詞家の先生の所に連れて行かれて
曲の話もしないで羊羹出されて世間話して帰ってきて、あれ?と思ってたら
悲しくてやりきれないって歌詞が出来あがってきて、
イムジン河のジャケはまんま、文字だけ差し替えて発売したんですヨ〜。という本当の話でした。


■加藤さんが
「やー、、時間内にほんとに作っちゃって、天才かなーって(笑」
とか言って(笑)
笑いと拍手が。マジ天才!って愛を込めて拍手しておきました。


そこから司会坂崎ソニンになんか話し聞いて、
あたしは在日で〜とか一生懸命はなしてたけど、どうも、がんばれアイドル・・だったかな。
尾崎のアイラブユーの韓国語版をソニンが歌。ギター上手くなったよね〜!とか、
前popjamやらでも師匠してたからほめてたけど、すごく下手で痛々しい演奏でした。困るよ。
次のヨタロウさんの曲では5倍努力して来てくれませんか・・ギター弾きたいのなら。


★ここで主役二名登場ー
康介の塩谷君と、キョンジャの尻沢さん。
二人とも、そういうつもりで呼ばれたと知らなかったらしくて、めっちゃ普段着ーってかんじで、
変に好感がもてちゃった(^^;


■で、二人も混ぜて撮影会。
今回マスコミがたくさん来てて、撮影コーナーは限られていたので突然フォトセッション。
並び等、仕切るのは、司会進行の坂崎さん(笑)
「あ、じゃあ〜前の方は少ししゃがんでいただいて・・・あ、じゃ今度はあっちのカメラに。はい、じゃあこっちに。はいはい」
「はいはい、あ、TVですか?いいですか〜。みなさん、笑顔で・・・って俺が一番変?あれ」

とか、しきってました(笑) ほほえま。

んで、若いお二人の挨拶


■塩谷君は
いかに撮影が辛かったか。監督に怒られまくって、俺は・・これでいいのだろうか・・とかまじでなやんだとか。
男には厳しく女の子には優しい井筒監督に、とくにも塩谷君には厳しく
井筒監督曰く「青春は孤独と絶望だから、そのとおりにおいこんだった!」と

最初はみんなと一緒の合宿所?だったんだけど、途中から
三畳の部屋に助監督さんやらと三人でおしこまれて、監督の部屋まで5mもなくて、朝はねずみがだだだだーーーって
走る音で目が覚めて・・・
色々辛くて・・・でもがんばりました!!みたいな。
台本読んで、熱いものをかんじて、ここから松山康介になるには〜・・とか悩み。

最後に撮ったシーンがギターを橋の上でがんがん破壊するシーンで、
・・色んな思いが、これで僕は役者として人としてほんとにだめなんじゃないか・・とか思ったり
一度もほめられなかったし、怒られてばっかりで辛くて・・・おこではもう怒られたくない!と
この二ヶ月の思いいっぱいに、井筒監督への思いとかいっぱいに(笑)

ここで俺のパッチギをかましたる!!!
ともう気合いっぱいで・・
最後、三時からもう涙ぐんで・・(・・ぁぁ^^;) もうここで、この気持ちでいかなきゃ!!
って思ってから5時間後くらいに撮影はじまって・・。。とか

塩谷君、面白かった(笑) なんかいい人っぽくて(笑
ギター壊すしーん。パッチギ伝わってましたぜ。

■キョンジャ沢尻さん
は対照的に怒られなかったし、休みばかりで、休みの日に京都見物でふらふらしてたら
なんか人だかりがあって、見てみたらパッチギの撮影で・・
丁度喧嘩>コンクリートがけ〜 のシーンで。 見てました・・・
とか、なんか(笑


坂「ここでじゃ、最後にみんなでうたいましょかー。」
とステージ上みんなでイムジン河を歌う。
♪イムジン河


井筒監督が歌唱指導入れてて、それみてこのこのーってかんじに(同世代の共通項ですね 笑)
にこにこ視線送ってて、井筒監督も応えてて、可愛かった。

井筒監督「おれおわったら帰ってもらうことになるとおもうんですけど・・・」
坂「最後に・・・みんなで、立ってもらおっか?じゃあみんなで、加藤さんのカウントで、
   EDテーマでもありますね、あの素晴らしい愛をもう一度を。」

加藤さんの あ の す ば ♪ で

♪あの素晴らしい愛をもう一度

ここでイベント終了。最後まで司会に徹する坂崎氏。

「それでは!井筒和幸監督、松山毅さん、ソニンちゃん、主役お二人塩谷君、沢尻さん。
 そして加藤和彦さん!」<並び順で、
最後加藤さん以外は違うかも
とみんなを紹介して

「そしてオダギリジョーでしたー!!」

と、ニコニコ手を上げて(笑)お客さんに笑われながら華麗に去っていかれました。

お疲れ様〜。
短いイベントだったけど、井筒監督がとっても坂崎さんに綿密取材?してんなーとか
久々に加藤さんとこーちゃんだー!とか、主役の男の子、いい人っぽい・・・とか。
和やかな試写会&フォークトークナイトだったと思いましたー。




以下ぽんちな映画感想。

最初若者のがくらんにはときめかんなー・・とか地味に思ってたんだけど(・・オヤジスキーだからね)

■朝鮮学校の不良とか、こーすけくんの恋心?とか見てるあいだに 若者、がんばれ!(TдT 
と、素直にみてました。物語に引き込まれちゃったぜと言うわけです。
朝鮮学校の不良たち、よかったなぁ。。

康介も、へたれというわけじゃなくて喧嘩とかしないだけなんだけど
朝鮮学校の番長達と仲良くなってく所とか、見てて嬉しかった。キョンジャと上手くいってよかったね(TдT)
ってこの先わからないけど、心から和んだ・・

喧嘩シーンが多くて、歯おれるし血出るし、ほんと痛そうで見たくないんですが、
次のシーンでは無傷、なおってるよ!っていう漫画チックな演出に癒されました。

■坂崎酒店若店主坂崎。
イムジン河をこーすけに伝授するとこまでは、京極みたいな謎の若主人風なんだけど
伝授し終わると、性の解放とかもとめて外国いってまうし(トナカイしか居なかったらしいけど)
帰ってきて花売ってるし、服変だし。
変な人で面白かった!!イイよオダギリ坂崎・・!!
オダギリ坂崎の変な人さがまた、重いシーンの合間にポカーンと和みを入れてくれて癒されたり。
変でよかったです。

大友康平さんが、おいしい役でー。似合うしまた(笑) よかったっす。
熱いディレクター。

朝鮮不良がすきだったの。パパになった番長もいいし。
死んじゃった子、マジで泣いたよ・・(TдT)康介と音楽やろうと言ってたのに・・・ぅぅ

狐顔のほーけーの子、一番好きだった!(笑)
かわいかった・・狐顔すきだし・・ 


素直に、いい話でいい映画でした。
是非見てみて〜!! 
































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